5月30日、東京ビッグサイトで開催中のワイヤレスジャパン2019に行ってきました。
IoTに欠かせない通信技術LPWAの最有力ZETAを推進するために設立されたZETAアライアンスのブースが出展していたので、内容を確認して来ました。
ZETAはLPWANの規格の一つで、LPWANの規格には他にLoRa、Sigfox、NB-IoTなどがあります。他の規格と比べてZETAが優れている点は次のような点です。
- 超狭帯域(UNB: Ultra Narrow Band)による多チャンネルでの通信
- メッシュアクセスネットワークによる広域での分散アクセス
- 双方向での低消費電力通信
- 約1/20から約1/5の初期費用でのシステム構築
ZETAアライアンスの展示ブース |
ZETAアライアンス会員企業のロゴマーク |
ZETAアライアンス展示ブースでは、ZETAアライアンスの会員である常陸興業のロゴもしっかり入っていました。
右上の写真はZETA対応のメーターを読み取るデバイスです。既存の水道メーター、ガスメーター、電気メーターに設置すれば、メーターの数字を読み取り、データを自動で送ってくれます。手間のかかる検針作業も、自動的にできるようになります。
ZETAを活用すれば、電源の無いメーターからデータを送信することができること、メッシュアクセスによって障害物を避けて通信できることなどのメリットがあり、一気に社会に広まっていく可能性があると感じました。
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